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通学路の横断歩道を児童と一緒に歩く豆助=2026年4月9日午前7時53分、三重県四日市市山田町、中川史撮影
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 三重県四日市市立小山田小学校(後藤良介校長、全校児童128人)には、児童の登校を地域の大人たちと一緒に見守る「助っ人」がいる。5歳でオスのシバイヌ「豆助」。新1年生15人の入学式を終えた翌9日も、初登校の子を含む児童らを、正門へと向かう坂の下の三差路で見守った。

 近くの四日市南署小山田駐在所に斉藤圭吾所長が単身赴任した2023年、家族が「寂しくないように」と飼い犬の豆助を一緒に連れて行かせてくれた。駐在所管内の各地で斉藤所長とともに見守りに立つ姿に、まもなく地元の人が推してくれて同署の広報犬を委嘱された。

 以来、今年度で4回目の「拝命」だ。

 県警が定めた「横断歩道SOSの日」(毎月11日)には、四日市南地区交通安全協会小山田支部の役員らと「街頭指導」。ほかにも啓発活動などイベントごとにお呼びがかかる。地区の運動会や文化祭でも来賓席に呼ばれ、「私より有名で顔パスです」と斉藤所長。

 9日も午前7時半前から三差路で児童を待ち、横断歩道を一緒に歩いたり、途中で座り込んで車に待ってもらったり。

 斉藤所長にリードをひかれながら、右に左に、と動き回った。

 同支部長の川島欣弘(よしひろ)さん(86)は「この辺はいなかで、子どもの数は少なくなったが、入ってくる通勤の車は多い。(三差路には)信号がないから気をつけてもらわないと」。豆助のさらなる活躍に期待を寄せている。

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